2010年7月28日水曜日

狩り部の本棚を作りました。

部会で、「ネット上に狩り部の本棚を作って書評を書き、情報を共有したい」との意見が出たので、作りました。←クリック!
部員の皆さん、メーリスでアカウント情報を流しますので、ガンガン登録&レビューして下さいね。

部会をしました

月2回のペースで続けようと頑張っている「狩部会」。
今回は8人くらいの人が参加してくれました。
主な議題は「巻き狩り見学」の日程調整。
奥多摩で行っている有害駆除事業の見学をさせてもらえることになりました。
8月11日と22日にやります。
その時、シカ皮をもらって来られたら、ナメシてシカ皮商品を作り、学祭で売ろうと話しました。
そうそう、学祭では、保護学研究室の「シカ汁」の隣りで、「焼鹿」を売りますよ。
土日のみ営業予定ですので、是非お立ち寄りください。
では。

2010年7月19日月曜日

「担い手シンポ」終わりました。

報告が遅くなりましたが、「担い手シンポ」は大成功のうちに幕を閉じました。
不十分な宣伝にも関わらず、300人以上は入るホールが満杯状態となりました。
お忙しいなかご参加下さった皆様に、一演者として心よりお礼申し上げます。
あの後、何人かの方々から温かい激励をいただき、狩り部をより一層発展させようと意を新たにしました。

さて、「野生動物管理に貢献していく人材を代々輩出する」ことを目指す狩り部ですが、シンポのやりとりの中で見えてきた、次の目標・方針をつらつら書いてみました。
①野性動物管理のためには、狩猟・捕獲以外の知識(例えば農林業)も随時蓄え、オプションを増やしていくこと。
②農工大以外の大学にも、狩り部のような団体を作り、それぞれが得意分野を生かして人材育成・切磋琢磨すること。
③銃を持ち、狩猟・捕獲というキワモノ世界に勇気を持って足を踏み込んだ学生には、相応の社会的・経済的見返りが得られるような仕組みを作ること。

とりあえずこんな事を頭の片隅に置きつつ、あまりこだわらず、出来ることから初めていこうと思います。

明日以降、外国人ハンター達は何日間か北海道でシンポジウムを行いますので、お近くの方は是非覗いてみてください。

2010年7月12日月曜日

7月8日 部会報告

7月8日昼休み、部会が行われました!

今後の活動に関して話し合ったので、その内容をアップします。

・11月12~14日に開かれる学祭に、狩り部が模擬店を出店します!!
 メニューは「鹿丼」になる予定です

・メンバーで8月10日に三進小銃器製作所にいくことになりました。
 狩猟免許の申し込みなどをしにいく予定です。
 参加を希望する方は部長に連絡をしてください。

・去年はあまり紹介もしていなかったワナ免許ですが、取得が容易・すぐに出猟できる、などのメリットがあるので、取得法を積極的に案内します。なお狩猟免許は三種(アミ・ワナ・銃)同時に取得が可能なので、一度に三つとってしまうのも手です。今猟期は一緒にイノシシ猟をしましょう!!
 ・東京都の狩猟免許試験
  日程は公示されていません。
  8月になったら自然環境情報のページ(http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/sizen/index.htm
  で公示される予定です。9月中に23区で1回、多摩地区で1回開催。
 
 ・神奈川県の狩猟免許試験
  8月21日の第二回試験なら今から申し込めば間に合います。
 
 ・埼玉県の狩猟免許試験
  第一回~第四回まで、すべての試験に間に合います。  
 
・なお、次回の部会は7月28日(水)の昼休みにあります。
 
以上

2010年7月9日金曜日

「担い手シンポ」は北海道でもやります!!

以前から紹介している「担い手シンポ」ですが、実は農工大で行われた後、北海道(知床と札幌)でも開催します。(僕は行きませんが)
東京まで足を伸ばさなくても、大丈夫ですよ!
以下転載文
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◎知床セミナー

「知床のシカはコントロールできるのか?アメリカの国立公園とドイツの狩猟の現場から学ぶ」

 (1)目 的

    知床半島における効果的なエゾシカ管理手法を検討するため、海外におけるシカ等の鳥獣管理手法、システムを紹介してもらい、実際に知床半島において実施されている捕獲手法に関する提言やアドバイスをもらうことを目的とします。

 (2)概 要

日 時平成22年7月21日(水) 18:00~20:30

   ②場 所知床世界遺産センター

   ③主 催環境省北海道地方環境事務所釧路自然環境事務所

   ④共 催:(財)知床財団

   ⑤申 込:入場無料、事前申し込み不要

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◎北大セミナー

ドイツの森と動物と人、狩猟管理学の役割

 (1)目 的

人と動物の関係を考える上で、野生動物とのつきあい方も大きな問題です。特に北海道では急激に増加したエゾシカが様々な面で人間社会との軋轢をひきおこしています。そこで、ドイツ・バイエルン州での森林管理に狩猟者による個体数調節と予算の面での貢献が大きいことを紹介いただきます。北大では、かつて狩猟学・応用鳥学などが林学科で講じられました。最近では、森林科学科では野生動物管理学が講じられています。このような伝統の源流に再度学び、深刻な問題になっているシカなど野生動物の森林保全管理の在り方を学びます

 (2)概 要

日 時72215 (50分講演、質疑応答20分)

   ②場 所:北海道大学農学部 W109教室

   ③主 催:ヒトと動物関係学会

   ④共 催:日本森林学会北海道支部会

   ⑤申 込: 入場無料、事前申し込み不要

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◎国際シンポジウム

「北海道における野生動物管理の担い手育成~アメリカにおける最新シカ対策とドイツの狩猟学に学ぶ

 (1)目 的

    北海道では、エゾシカを中心とした野生動物管理を実践する担い手の育成が急務です。本シンポジウムでは、海外の先進地における専門家集団による野生動物管理や自然資源利用における狩猟管理について学び、北海道におけるその応用について議論します。

 (2)概 要

日 時:平成22年7月23日() 13:00~17:15

   ②場 所:酪農学園大学 学生ホール

   ③主 催:酪農学園大学

   ④共 催:北海道・環境省北海道地方環境事務所・エゾシカネットワーク・(地独)道総研環境科学研究センター・ヒトと動物の関係学会・東京農工大学

  ⑤申 込:入場無料、事前申し込み(要)

○酪農学園大学

TEL: 011―388-4710  FAX:011―388-4710

担当:吉田剛司

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Ⅰ 海外の専門家の略歴

Dr.A.J.DeNicola(ホワイトバッファロー代表)

野生動物による危害から固有種や生態系を保護するために個体数管理と研究を専門に行う非営利団体「ホワイトバッファロー」の共同創設者であり、会社代表である。パデュー大学にて博士号を取得し、学位論文名は「過剰に増えたオジロシカにおける繁殖管理」。野生生物学会の野生生物学者として活躍しており、ラトガーズ大学、イリノイ大学、ハートフォードのトリニティカレッジにて研究協力を行っているとともに、デンバー動物協会におけるリサーチ会員でもある。国際誌に30以上の論文を発表している。

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Prof.Dr.M.Schaller(ミュンヘン工科大学教授)

シャラー博士は1990年以来、バイエルン州フォレストサービスのスタッフとして、森林資源管理などの林業全般、野生動物管理と狩猟管理について20年以上の実務経験がある。学位論文名は「野生動物による森林被害の経済アセスメント」。1996年からはミュンヘン大学およびミュンヘン工科大学(TUM)で、森林資源管理と森林被害アセスメント分野の研究と講義を行っている。近年、博士課程の大学院生の教育指導のための国際プログラムの責任者として20以上の大学と連携している。日本国内では京都大学、北海道大学、島根大学と連携して、TUMにて森林、林業と農業の持続性についてのサマースクールを開始した。 

2010年6月22日火曜日

国際シンポジウム「野生動物管理の担い手:狩猟者と専門的捕獲技術者の育成」

七月に、海外から狩猟研究者をお招きしてのシンポジウムが開催されます。
野生動物管理の担い手を育成する狩り部としても、いっちょ喋らせていただきます。
文部科学省特別教育研究経費(連携融合事業)国際シンポジウム
「野生動物管理の担い手:狩猟者と専門的捕獲技術者の育成」
日時:2010年7月17日(土)9:30~17:50
会場:東京農工大学農学部本館講堂
主催:東京農工大学
共催:岐阜大学応用生物科学部附属野生動物管理学研究センター 森林総合研究所
後援:環境省・林野庁・横浜国立大学COE・野生生物保護学会・日本哺乳類学会・日本生態学会(いずれも予定)
趣旨
近年、ニホンジカやイノシシなどの大型獣の分布拡大と個体数の増加により、農林業被害が激化しています。とりわけニホンジカは、天然林の更新阻害や国立公園などの自然植生に悪影響を与え、希少種の絶滅をもたらすなど生物多様性を脅かす存在となっています。一方、野生動物の管理の担い手である狩猟人口は激減の一途をたどり、狩猟システムの崩壊は目前にせまっています。これらの解決に向けて、本学では、文部科学省の特別経費の助成を受けて、平成21年度から地域と連携して研究・教育・人材育成を進めながら、生態学と社会科学を統合した野生動物管理システムの開発を行っています。
本シンポジウムは、農林業被害を低減し、生物多様性を保全するために必須な狩猟システムの維持発展と専門的捕獲技術者の育成にむけて、現状と課題についての共通認識のもとに今後の展望を得ることを目的としています。
プログラム
9:00 受付開始
総合司会:戸田浩人 (補助:林好美)
9:30~10:00
開会挨拶
趣旨説明:梶光一(シンポジウム議長)
第Ⅰ部 専門的捕獲技術者の必要性 (座長:梶 光一)
10:00~10:30 講演1「個体数管理体制の発想転換」
岐阜大学教授 鈴木正嗣
10:30~11:30 講演2「管理捕獲のプロフェッショナルとは:White Buffaloの活動概要」(仮題)
White Buffal. Inc代表 Dr. DeNicola
11:30~12:10 講演3「ここまでできる個体数管理:カワウにおけるSharp-shooting」
㈱ イーグレット・オフィス代表 須藤明子
(昼食 1時間休み)
13:10~13:40 議論 (進行:吉田剛司)
第Ⅱ部 将来に向けた人材育成の方向性 (座長:鈴木正嗣)
13:40~14:10 講演4 「日本における狩猟技術者の育成の現状と課題」
森林総合研究所 八代田千鶴
14:00-15:00 講演5 「ドイツにおける狩猟者と専門的捕獲技術者の育成(仮)」
Tecnische Universitaet Muenchen (TUM) Dr. Markus Schaller
(休憩20分)
15:20-15:50 講演6「新人ハンターと専門的捕獲技術者の育成」
酪農学園大学 講師 伊吾田宏正
15:50~16:20 講演7「島根県美郷町の取り組み:駆除組合の設立」
島根県美郷町役場産業振興課 安田亮
16:20~16:30 講演8「狩り部の目指すもの」
農工大学大学院修士1年 瀬戸隆之
16:30~16:40 コメント
北海道大学教授 近藤誠司
総合討論(小泉透+松田裕之)  16:40~17:40
閉会挨拶 17:40~17:50
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懇親会 18:00~20:00

2010年6月4日金曜日

(終了)公開フォーラム「ヒューマンエラーの複合として見た獣害~なぜ起きる?どう防ぐ」

下記のフォーラムですが、本日終了しました。
「過去の概念に囚われず、今自分に出来ることを、最高に楽しくやっていこう」というメッセージを感じました。
若者もお年寄りも、やりがいを持って農業が出来る地域づくりを『狩り部』もお手伝いしていきたいを思います。
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■第8回野生動物管理システムフォーラム(終了しました)
井上雅央氏(近畿中国四国農業研究センター鳥獣害研究チーム専門員)
「ヒューマンエラーの複合として見た獣害~なぜ起こる?どう防ぐ」
・日時:2010年 6月11日(金) 16:30~18:00
・場所:東京農工大学農学部 1号館-11教室
※フォーラム終了後、懇親会も行われます。奮ってご参加ください。

【要旨】
獣害に限らず、農業分野ではしばしば遅霜などの気象要因、いもち病やハダニ、アブラムシといった病害虫などが生産の妨げとなる。被害防止を考えるには、農家が展開する農業を個々の生産システムと認識し、遅霜、病害虫、野生獣を生産システムに侵入する支障
要因と位置づける。このことにより、被害とは支障要因に対するシステムの欠陥が露呈した状態と認識することが出来る。雪に弱い新幹線、ハエの多い台所、シカに弱い水田、サ
ルに弱い家庭菜園といった場合、問題は雪、ハエ、シカ、サルにあるのではなく、システム側にある。被害防止とは、ある支障要因に対して脆弱なシステムを信頼性の高いシステ
ムに改善する作業に他ならない。また、被害が発生するシステムに問題があるだけでなく、
周辺に数多くのそれ自体は欠陥が露呈しないまま被害を助長し続けるシステムが存在する
場合も少なくない。当該システムや周辺システムの欠陥をすべてヒューマンエラーと見な
して、個々のエラーがどのように複合することで被害が発生するかを解明することが対策の第一歩である。獣害を助長する周辺システムとしてここでは林道を、また獣害を受ける
当該システムとして高齢者の自家用菜園を例にどのようなエラーが侵入するかを考えてお きたい。
林道の開設前に行われているアセスメントでは、希少動植物の調査のみで、開設後の餌源変化に関する提言が欠落は皆無と言ってよい(エラー1)その結果標高差のある帯状のオープンランドが切り開かれる(エラー2)。開設で生じた大面積の法面には寒地型の牧草種子が吹きつけられる(エラー3)。秋期の路肩刈り払い作業で、厳冬期に帯状の緑
草帯を出現させる(エラー4)。出没した動物を脅すことなく通り過ぎる(エラー5)。こ
れらのエラーが複合し、林道は理想的な野生獣餌付け増殖システムとして稼働し続けてい
るが、野生獣の増殖で林道システムそのものが脅かされるわけではない。これらのエラー
のうち、エラー2はやむを得ないとして、その他はいずれもわずかな配慮で改善が可能で あり、
エラー4は、刈り払いの時期を考慮するか刈り払い回数を削減するだけで良いなど
の対策が見えてくる。次に当該システムをみると、かっては手入れされた庭先果樹などを放任する(エラー1)。
収穫物は防護するが残渣は食餌を許容して放置する(エラー2)。
圃場への野生獣の執着心を強化し柵の効果が消失するような、圃場設計や野菜の配置を継続する(エラー3)などのエラーが繰り返され、被害が拡大再生産され続けている。こうしたエラーは、原因が動物側でなくシステムの欠陥であることを理解してもらい、各システムへのユニバーサル
デザインの導入と圃場のフェイルセイフ化の具体的技術を提示することで
排除が可能である。農家の目的は獣害対策ではなく、収穫であり、生産者が各システムの
許容コスト内で被害防止を実現するようなシステムの改善手法を提示することが自立的な
住民を育て、集落の活性化につながることをふまえ、住民自らが喜々として対策に取り組
めるような技術開発や啓発が研究、行政に課された責務であると考える。